相続税・贈与税の調査事績が発表されました。
目立つのが無申告事案。その名のとおり申告をしていない人の資料を基に調査を行う
というものです。税理士に依頼すれば問題ないのでしょうが、それまで税理士に頼んだ
ことがないという方がほとんどでしょう。会社を経営している人であれば、顧問税理士に
依頼するという手を打つはず。
もう一つ特徴的なのが、非違(調査での申告漏れ)が多いのが現金預金ということです。
この口座はわからないだろうと思っていても、子供名義、孫名義等の名義人も知らない
口座がでてきたり、調査の段階で金庫から現金が出てきたりというものです。
相続税の基礎控除が引き下げられました。非違はこれからますます増えるものと思わ
れます。申告漏れ等ないようにしてください。