平成16年4月から、一般消費者への値札や広告などで価格を表示する場合には、消費税額を
含んだ支払総額にて表示を行う「総額表示方式」が義務付けられています。
これは、レジに行くまで支払うお金の総額がわからないため消費者が戸惑うことや、価格比較を
して購入したのにお店の表示の仕方がまちまちであったため結果として高いほうを買ってしまった
などの混乱や、消費者の苦情に対応したものです。
私が聞いた話では、総額表示が義務付けられた後にお店で商品を購入しようとしたら、店頭の
表示価格に消費税を上乗せして請求されたため指摘したところ、店頭の表示価格で売ってもら
えた、そうです。
消費税をもともと上乗せして表示していたのか、上乗せしていない価格を表示していたのか不明
ですが、消費者も税金の知識は一般常識程度には必要だな、とあらためて認識しました。
税務署には、総額表示をしていない店を名指しで言ってくる匿名の苦情電話が入っていました。
また、税務署も総額表示をしていないお店が確認されたら指導に行っていたことを記憶しています。
消費税の話ではありませんが、表示価格を信じて購入(入ると)すると「なんだよ」と思わせる業界?
があります。
ガソリンスタンドです。
その時の支払総額にしてみると多くて100円くらいであったりするのですが、納得がいかないものです。
皆さんはいかがでしょうか?